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高松 明日香 (たかまつ・あすか)

 アートは日常の中に  

Talk #3

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日常のどこかで見たことのある、懐かしいような

夢のような朧げな記憶を手繰り寄せるような不思議な作品たち。

高松明日香さんの作品は、日常に一番近く、最も遠いようにも思わせる。

 

「生きるために制作を続けているんです」

 

2009年に大学院を修了して僅か2年後には高松市塩江美術館で個展を開催。

そこから現在までひたむきにアートと向き合い続ける高松明日香さんに、

今回の企画への想いやアートについてインタビューしました。

 >高松明日香さんのプロフィール

もっと根本の部分で生きることにつながっている

ー 高松さんは大学を卒業されたのが2009年で、その2年後の2011年には美術館で個展をされていました。今現在も制作を精力的に続けられ、数多くの展示を行われていますが、いつ頃からアーティストになろうと思われたのでしょうか。

「アーティストになる」とか「なろう」という思いは今現在もなくて、大学院を修了してからは写真の会社に入って、その会社では建物の竣工写真を撮影するんですけど、私は建物の歪みの補正をしたり曇った空を青空にするなどの作業を一日中していました。4年ぐらい勤めたと思います。その日の仕事が終わったら制作をする毎日で、完成した作品は公募展に出したり、ギャラリーで展示を行うなどをずっと続けていました。

今は別の仕事をしているんですけど、ずっとそれは変わらなくて、なので職業としてやっているというよりは、生きているためにやっているというか、もちろんお金をもらうこともあるんですけど、それよりはもっと根本の部分で生きることにつながっている感じです。働きながら、誰よりも美術のことを考えている、という自負はあります。

ー 美術系の就職先を考えられたことは。

したことはあります。岡山県にある倉敷芸術科学大学で非常勤講師を5年間していました。ほかにもデッサン講師など色々美術関連の仕事はしていたんですけど、人になにかをさせる、というか、美術を通して仕事をするということは精神的に辛くて、結局私には向いてなかったんですね。

 

ほとんどの部分で、絵ってデザインと違って誰かから依頼されてやることではないと思うんです。それこそデザインのように明確な意図や目的があってそれを達成するために作られるわけではなくて、ある意味自分勝手というか。

 

先生というのも、その人たち(生徒)をよく観察して一人一人に寄り添って個々の能力を伸ばしていく、という部分があるんです。でも自分と相手は違うから、「この人はこう思ってるけど、自分は違う」という気持ちを抱えながらデッサンなり美術を通して関わり続けることがすごくしんどかったですね。

 

例えば、デッサン講師のときも、私自身は「うまいことが絵にとって大事じゃない」と思っているんだけども、受講しにきている人は「上手くなりたいから」やっているじゃないですか。上手く見せたいっていうか。自分と思想は違うから上辺の言葉は言えるけど、本当のことは伝えられないっていうんですかね。その関係のまま一緒に過ごしていくのは辛くて、真剣になればなるほど美術関係の仕事は苦しかったです。

 

なので今は色々なことをしていて、そうすることで仕事と美術と良い距離を保って日常生活を送りつつ、作家活動も辞めなくて済んだ。私ほどの年齢になると、もう誰も、というか同級生も絵を描くということは、ほとんどやってないと思います。辞めなくて済むようにいろんなことをしている、という感じです。

日常で美術館に行かない人にみてもらう、ということはすごく大事なこと

ー 今回はいわゆるギャラリーではなく、ファッションや雑貨、飲食店だったりと、お買い物をする空間で展示を行うという、少し特殊な場所での企画になりますが、そのことについてどのように感じていますか。

美術館に行けば作品はなにかしら鑑賞できるとは思うのですが、行く人は限られていると思うんです。私自身美術館に初めて行ったのは高校生の美術の授業だったので。なので、日常で美術館に行かない人に対してみてもらう、ということはすごく大事なことだと思っていて、どこでするかっていうことに関して、商業施設であったり、気軽に立ち寄れて、なおかつ別の目的を持った人たちが集まる空間で作品を展示するというのはとても良いことだと思っています。

 

なので、自分の暮らしている街でそういう活動に参加できることは素晴らしいことだと感じながら作品を作っているところです。

四角い枠に閉じ込められない、新しい表現を模索中

ー 今回出品する作品のテーマやコンセプトについてお聞かせください。

ちょうど夏が近づいてくる季節なので、海辺だったり水をモチーフにした作品を制作しているところです。キャンバスの作品とともに、紙の作品をたくさん作ってみようと思ってチャレンジしています。

ー こちらの作品は紙から手作りされているんですね。 

そうですね。こういったものは、自宅で紙を漉くところからやって、絵を描いてみる、みたいなことを最近はじめています。 紙を漉く、というのは牛乳パックを水につけてふやかし、その後に薄く剥がしていってそれらをミキサーで撹拌して、ハガキサイズの道具で漉いて乾かす。漉くのはちゃちゃっとできるんですが、水にパックをつけてふやかしてバラバラにするまでが結構時間がかかるんです。乾いたらアイロンをかけて、紙の黄ばみを防ぐために防腐剤の含まれている塗料を塗っています。

ー 輪郭がふんわりしていますね。

今までは四角いキャンバスに描いていたんですけど、それもあって四角っていう形に囚われていたんです。ずっとなにか違う、イメージは綺麗な形じゃないと思っていて。なんかこう、ぐにゃぐにゃしていて、よくアニメとかだとフワワ〜ンと雲のような表現がありますよね。絵の輪郭をそういう曖昧な形にしたくて。それで今、小さい作品から制作を始めています。いずれ等身大の大型作品もできる予定です。

「聖ヴェロニカ」のヴェールのような、なにかが紙に映り込んだようなイメージです。

ー こちらの写真は涼しげですね。

この作品は海辺の風景を描いています。四つ切り画用紙を段ボール板にくっつけて描いていて、展示の際はアクリルフレームで挟もうと思っています。初夏っぽい涼しげな感じです。

瀬戸内海は波が静かな場所が多いです。

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〈海の空気  The Sea Air 2023年〉

ー セトコレのロゴマーク実はヨットなんです。(※高松には陸置・艇庫合わせて約300艇を収容するぐらい大きなヨット競技場施設があり、夏が近づくとあちこちでセーリングをしている)

そうそう、セトコレのロゴマークヨットじゃん!てなって、ヨット描こう〜ってなりました(笑)。 なので、作品としては、実験的な輪郭の曖昧な紙作品と、絵画としてちゃんとした形状の作品を組み合わせて展示予定です。

ー どちらの作品でも絵具は同じですか? 

作品は共通してアクリル絵具で描いています。

アクリル絵具は保存が安心で褪色しにくいんです。水彩絵具は絵具も紙も劣化しやすいので、取り扱いが自分には難しいなと。油絵具は学生時代に使用していたのですが、そもそも運ぶ際に紙に包んだりできないし、かと言ってプチプチに包むと表面に凹凸がついてしまう。だから自分にはとても難しいです。それはテレピンや溶き油の種類をすごく吟味すればいいんでしょうけど、それに時間を使うよりは、種類の豊富なアクリルで描こうという考えに最終的に至りました。アクリル絵具の中でも以前は艶のないガッシュで描いていたんですけど、絵の表面を爪で引っ掻くと痕が残るんですよね。なので近年は表面にニスがかかって見える光沢の強靭なタイプのアクリル絵具を使用しています。

美術作家の人生と作品は別で捉えて

ー 作品を作る際に意識していることはありますか? 

目指すところは作家の姿が見えなくて、作品がポンとある、ような。アートの巨匠と言われているゴッホやピカソなどの有名な画家は人生と作品を結びつけて語られることが多いじゃないですか。ゴーギャンが来て、耳切り取ったとか。私は美術作家の人生と作品は別で捉えたいと考えています。作品は作品としてそこにあってほしい。絵画を画家の自己表現の表出としてではなく、作品として受け止めてほしい。私の作る作品たちは作品として完成していてほしい。あんまり自分らしさなどをねじ込むのではなくて、ふと投影されて、観た人の前にポンと投影されるような。

なので、人物の顔を大きく描くとか、人の目を引くショッキングな構図などは得意ではなくて、遠くにぽつんと誰かいるとか後ろ向いている人がちょっといる、というのに少し惹かれるし、誰にでも当てはまるところを描きたい、と考えています。

ー 高松さんの作品を観ていると、海岸の結婚式で遠雷での情景だったり、サラリーマンが鏡の前で支度している場面だったりと、細やかな日常のワンシーンが描かれています。一体アイデアはどのようなときに浮かぶのでしょうか。

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〈遠雷の音  The Rumbling of Distant Thunder〉

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〈支度  The preparation〉

そうですね。最近は映画をたくさん流し見て、好きなシーンをたくさん拾いあげたら、それらを一時停止して画像をプリントアウトして「これは描ける!」みたいなピーンとくるものだけを描いていくようにしています。

ー 映画は日頃どれぐらい鑑賞されるんですか?

「こんなの描きたい」と思った時にレンタルして観るので、数自体はそんなに多くなくて、年間30本くらいですかね。ただ、過去に見た同じ作品を繰り返し見たりします。

ー 先ほどのお話に出てきた描きたいと思うは、どういう時でしょうか。

今回は展示会場となるあの場所を見て、「こんな作品を飾りたい」というのはあります。場所を決めてないと描きたい作品が浮かばないかもしれないです。それは美術館でもギャラリーでも展示会場になる所はどこでも同じように一度現地まで足を運んで、こんなことをやってみたいというのが出てきて、選んでいく。というような感じですね。

「この人はこの作品!」というようなスタイルがなく、捉えどころのなさが魅力の画家レオン・スピリアールト

ー 先ほどのお話に出てきた高島野十郎さんの他にも、すきなアーティストや影響を受けた作品はありますか?

そうですね。高島野十郎さんは、コツコツ作品を描き続けているところに影響というか、惹かれています。あとは、レオン・スピリアールト(Léon Spilliaert、1881年7月28日 -1946年11月23日)というベルギーの象徴主義の画家ですね。学生時代からずっと好きで、紙にこの画家は描いているんですけど、「寝室」というような作品などが好きです。

ムンクなどの時代の人で、1881年生まれで1900年代の作品なのに非常に現代的な印象です。紙に木炭や色鉛筆で描いているんですが、「この人はこの作品!」というようなスタイルがなく、捉えどころがないというか。静物画や人物画などいろんな種類の作品があるのが好きだし、夢のような静謐な雰囲気も好きですね。自分もそうありたい、みたいな。

 

植木鉢や黒い手などの作品も良くて、少しヴァロットン(19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットン1865-1925)と近いような印象を受けます。そういう意味では一番影響を受けているのはレオン・スピリアールトです。

 

他にもムンクも好きだし、ギュスターヴ・モローも好きだし、カラヴァッジョも好きだし、好きな作家さんたくさんいるので話し出したら止まらなくなります(笑)。

ー ではまた別の機会にぜひお願いします(笑)。

言葉に頼らないコミュニケーションの一つとしてのアート

ー 高松さんはアートリンク(高松市障がい者アートリンク事業)やホスピタルアートなど、アートと社会的な関わりを持った活動もされていますが、アートは社会にどのような役割を果たすと思いますか?

なんか、スポーツとかもそうだと思うんですけど、例えば医療など万人にとって優先度が高いことに比べたら、美術や芸術や余剰ですること、だと思われているということがほとんどじゃないかなと。

 

今までで参加した活動の中で一番社会的役割を感じたのは、病院の壁画制作ですね。

病院の壁画について、ホスピタルアートの役割みたいなのでいうと、経済的に、物質的には麻酔の量が少なくてすむ、薬を使う量が減るからホスピタルアートをやる、ということらしいんですね。数字で見た時のホスピタルアートの利益はそうらしいんですけども、それ以外でも計上されない何かがあると思うんですよね。ただそれは「気分がいい」「気持ちがいい」みたいな感覚的にしか測れないものがある。言葉にならないこと、でも何かある、だからこの活動があると思う。うまく言葉にはできないけれども、自分が培ってきた技術で、描くことで役に立てたという経験はすごい作家活動に影響されています。なので、アートの社会的役割と言われたら、よりよく生きていくためとしか言えないけれども。

逆に言えば、経済的に価値のあるものしか世の中にはないじゃないですか。価値あるものだけ追い求めていくとそこの中で生きていけない人たちがいる、病気になった人とか。その中で、よりよく生きていくためにある存在がアートかなと。

 

学生時代の話なんですけど、東京のギャラリーいくと、「女の人と花の絵が一番売れるからそれを描くべし」って言われたんですよ。今でも銀座などのギャラリーでは女性像や花の絵が多いと思うんですよ。先日のアートフェア東京もそういう傾向はあったと思うんですけど。

ー ああ、言われてみれば。アートフェア東京(2005年から毎年開催される、日本で最大級のアートフェア)で個人的に好きなギャラリーが今年初めてB1FからB2Fに出展するって知ってワクワクしながら観に行ったら、まさに「女性」と「植物」の作品がほとんどでした。去年はガラス細工の美しい作品と、繊細なレリーフの作品だったので衝撃で。ガラス作品が一点もなくてがっかりしたのを覚えています。

もちろん作品が売れるということは非常に大切なことです。日本画でも「女性」「花」「風景画」は売れると言われているそうです。かといって売れるものだけを目指した作品ばかりだと、本当はもっと広く許容されるアートの世界が狭くなっていく。よくわからないものがもっとあって良いのではないか。と思います。

 

ほとんどのアーティストは私も含めて経済的な厳しさを考えたらそんなことを言ってられないのも、もちろんわかることです。

 

アートリンクという福祉施設の活動では、絵を描くことで言葉にできないことなどが伝わるーー例えば私の作品、PORTRATORさんの作品、金さんの作品など、観た人には「この作家はどんな人物でなにを考えて伝えようとしている/あるいはしていないのか」が伝わると思うんですよ。福祉施設を利用している人たちに描いてもらった作品を見ていると、職員さんが「この方はこんなことが好きなんだ」とか、その方のご家族にお目にかかったりすると「こんなことが好きで、こんな絵を描くなんて、知らなかったです」とすごく驚かれるんですよ。言葉に頼らないコミュニケーションの一つとして、アートがある。その人がどんな人か理解するためのコミュニケーションツールの一つとしてアートがあるのではないかとは思います。

アートを日常に

ー 今回の企画展に来場いただく皆さまへ伝えたいことはありますか?

そうですね。伝えたいと思っていることは、日常生活で意識的に絵を見ることはほとんどない、と思うんですけど、「絵って面白いな」「美術って楽しいな」と気軽に親しんでもらえる時間を持ってもらえたらいいなと思います。今回は岡山県、香川県の6名の美術作家の作品が展示されるので、本当にいろんな作品があると思うので、さまざまな視点で描かれる面白さ、多様性を楽しみに来ていただければと思います。

美術作家を生涯続けていくという覚悟

ー 最後に、今後の活動や展望について教えてください。

いい絵をやめずに描いていきたいというのがあります。やめずにっていうのは、今まで自分の作品を待っていただいている方々への覚悟というか、死ぬまでやめないぞ、というのはあるので、そこは安心してほしいというか、ずっと楽しみにして居てほしいですね。それは作家としての責任かなとも思うので、これからも続けていきたいと思います。

ー 直接高松さんからそういう言葉を聞くことができてとても嬉しいです。本日は楽しいお話をありがとうございました。

高松明日香さんのプロフィール

1984 香川県生まれ

2007 尾道市立大学芸術文化学部美術学科(デザイン) 卒業

2009 尾道市立大学大学院美術研究科(デザイン) 修了

《個展》

2023「訪問者」 PORT ART&DESIGN TSUYAMA(岡山)

2022「ついに青くなる地点」 高松市美術館1階図書コーナー(香川)

2022「漂うイメージ」 まちのシューレ963(香川)

2021「真昼の幻影」 GALLERYエクリュの森(静岡)

2021「惑星間旅行のガイド」 光明寺會舘(広島)

2020「青く光る」 まちのシューレ963(香川)

2019「羊と羊飼いのために」GALLERYエクリュの森(静岡)

2019「クラウディア」 香川県文化会館 (香川)

2017「届かない場所」 三鷹市美術ギャラリー(東京)

2016「ワンシーン」 岡山天満屋美術ギャラリー(岡山)

2015「彼女が踊るとき」 GALLERYエクリュの森(静岡)

2014「無形のライブラリー」奈義町現代美術館(岡山)

2011「イメージの擬態」高松市塩江美術館(香川)

2010「ミラーズ」 TWS本郷 (東京)

2009「トリミング」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館造形スタジオ(香川)

《グループ展》

2022「Gallery ‘R 2」 REAL Style AWAI帝国ホテルプラザ東京ショールーム(東京)

2022「こじまブルーアートフェスティバル2022」鷲羽山ビジターセンター (岡山)

2021「シェル美術賞展アーティスト・セレクション2021」 国立新美術館(東京)

2021「SETOUCHI ART COLLECTIVE CROSSING」かまどホール(香川)

2020「ConversationsⅥ Fact x/1」スパイラルガーデン (東京、19、16、15)

2020「Fact x/1 2020」 GALLERYエクリュの森(静岡)

2019「Mishima Contemporary Art show/MICA」 GALLERY エクリュの森(静岡)

2019「美作三湯芸術温度2019」清次郎の湯 ゆのごう館(岡山、16)

2018「アートフェア東京」 東京国際フォーラム(東京、17、15)

2017「第七回I氏賞受賞作家展 ダイアローグ」 岡山県立美術館 (岡山)

2017「VOCA展 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」 上野の森美術館(東京)

2016「アーツチャレンジ2016」愛知芸術文化センター(愛知)

2014「シェル美術賞展2014」 国立新美術館(東京)

2014「Female timesⅢ」 Bunkamura Box Gallery(東京)

2014「今日を過ごす方法」 高松市塩江美術館(香川)

2013「ESTUDIOS ABIERTOS / OPEN STUDIOS」Oficina de Arte(メキシコシティ)

2013「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.03 DAYDREAMS/夢のゆくえ」 

高松市美術館(香川)

《受賞》

2016平成28年度 香川県文化芸術新人賞

2014第7回岡山県新進美術家育成「I氏賞」大賞

《パブリックコレクション》

岡山県立美術館、三鷹市美術ギャラリー、東京アメリカンクラブ 

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