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キジバトの巣〜枝を探しに。

|企画:瀬戸内アートコレクティブ

|助成:高松市文化芸術活動助成事業

展覧会期:2021年4月3日(土) -  4月18日(日)

開場時間:11:00-16:30|土日は19:00、最終日は15:00まで 入場無料

展覧会場:Share gallery 206 高松市北浜町4-14北浜alley内 | access
 

瀬戸内海を望む築100年の倉庫街北浜アリーにて、高松工芸高校美術科教員作品展「キジバトの巣」を開催。

4月3日(土)~4月18日(日)

▼本展出品アーティスト

本展出品アーティスト本作品展の出品作家は高松工芸高校で教鞭を取りながらアーティストとして活動している。

藏本秀彦は、2011年の大震災、その後の突発的な災害や社会の変動、今回のコロナ禍など、予 期できない事象のなかで生き、美術に何ができるのかという問いに対して当事者として心に留めておくことを思考し続けている。

 

(高松市美術館コレクション+)

 

 

さとうゆうじは、1996年ラオス。夫婦で現地のこども達と絵を描きながら森に住む精霊 「ぴー」の話を聞く。小さい頃から畏れと親しみを込めてアニミズム文化を受け入れ、里山と共存する暮らしはとても美しく感じている。

 

(香川県立ミュージアム、CROSS POINT)

 

樋口聡は、人がこれまでに経験したことのない環境とどう関わるべきか考える装置「溶接された三輪車」を個展「砂埃あげて Rush while raising dust」(高松市美術館2020)で発表。

 

 

 

 


藤原佳織は、具象と抽象の狭間で水とも砂とも雪原とも言えぬ流れを描く。手のひらの起伏、親指の凹凸、背中の稜線など身体の部分をモチーフに、どこまでも続く目に見えない時の流れを視覚化することを目指している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


三村昌道は、世界を知覚するための入り口として、美しくも儚い雪をモチーフに絵画を制作している。「神山アーティスト・イン・レジデンス2002」(徳島・神山町)、「三村昌道展 Step on the Snow」(高松市塩江美術館2020)などで作品を発表。

▼展覧会コンセプト
本展は、展覧会会場の窓の外に偶然巣作りをしていたキジバトの様子にインスピレーションを受け、作家一人一人が木造建築の空間と、キジバトの巣からのイメージを広げて作品にしている。キジバトの巣作りは雄が100m以上離れた場所との間を往復して枝を探し、雌はその枝を受けとって粗雑な巣を作る。人間からすると雑に見えるが、キジバトにとっては彼らなりの合理性や意味があるのかもしれない。自分にとっては意味のあることでも他人にとっては意味が見出せないということも多い「美術」について作家自身が少しでも思いが届くようにと素敵な枝と表現する各作品を展開している。

藤原佳織
藏本秀彦(高松市美術館コレクション+)
三村昌道
樋口聡
さとうゆうじ(香川県立ミュージアム、CROSS POINT)

▼新型コロナウイルス感染症の対策について
37.5℃以上の発熱がある、咳、くしゃみ、鼻水など風邪のような症状がある場合はご来場をお控えください。
また、スタッフと訪問者様の健康と安全を守るために、下記のガイドラインをご確認ください。

  • 展覧会場での滞在時間は30分以内でお願いいたします。

  • 同時入場者は最大4名までに制限させていただいております。

  • 会場訪問中はマスクの着用をお願い致します。

  • スタッフや他の訪問者とやり取りする場合は、一定の距離を保つように注意してください。

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